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2011.11.16

伏見宿→鵜沼宿 8月27日

伏見(ふしみ)宿

   ↓           7.8㎞

太田(おおた)宿 

   ↓           7.9㎞

鵜沼(うぬま)宿  

       今日の歩行距離合計    15.7㎞

日本橋からの総計距離  396.0㎞

今回もまた前回と同じ友人宅にお世話になりながら街道を歩くことになりました。また妻も一緒です。

昨日(8月26日)は青春18きっぷを使って早朝の電車で出発しました。

妻にとっては生まれて初めての18きっぷの旅で、各駅停車の電車の窓から嬉しそうに外を眺め、電車が駅に停車する度に駅の名前を一つずつメモしては楽しそうにしています。

スマートフォンでちょっとネット検索すると駅の名前はズラッと一覧表になって出てくるのですが、あえてそのことは黙っていました。

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途中塩尻駅で中津川行きのワンマン電車に乗り換えて11時ごろ奈良井宿に着きました。

前回一人でここを訪れたときにはスイス人の青年に出会った懐かしい宿場町です。

今回は妻にこの町並みを見せたくて寄りました。

18切符は何度途中下車をしても1日2300円ですので、このような旅には便利です。

宿場の端から端まで往復して見物した後、徳利屋という店に入りました。

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囲炉裏の側の席に案内され、まずはビール!五平餅と蕎麦なども注文しました。

すべて美味しく、二人ともきれいに残さずいただきました。

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妻は奈良井宿を気に入ってもう少しゆっくりしていたかったようですが、今日は友人宅にお世話になることになっているので、短時間の見物で切り上げ再び奈良井駅から電車に乗りました。

途中、前回と前々回の旅でお世話になったツイッター仲間のぼんたさんからツイッターで連絡があり、私の妻にもぜひ会いたいとのことで今日お会いすることになりました。

夕方、鵜沼駅経由で友人の住まいに近い扶桑駅に降り立ちました。

駅には友人の奥さんが車で出迎えに来てくださっていました。

間もなくぼんたさんもその駅まで来てくださり、お互いを紹介し合いました。

友人の奥さんが「では、ご一緒に我が家に」と誘ってくれましたので、ぼんたさんもそのまま一緒に友人宅へ向かいました。

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その夜はぼんたさんと友人夫妻、私たち夫婦の5人で奥さん手作りの美味しい料理で楽しく会話をしながら夕食を共にしました。

友人が畑で作った新鮮な野菜を使った料理が次々に出されて、ぼんたさんも美味しそうに食べていました。

夕食の後、ぼんたさんが愛車の黒のBMWで帰るのをみんなで見送った後、明日の歩きに備えて早めに寝ました。

******ここからいよいよ本来のブログに戻ります*******

8月27日、6時ちょうどに目覚ましで起きました。

美味しい朝食をいただいた後、友人が車で今日のスタート地点「伏見宿」まで送ってくれました。

今日は起伏の少ない道程ですので、午前中は妻と友人の奥さんも一緒に歩くことにしました。

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伏見宿の中心にある「一本松公園」を8時半にスタートしました。

歩き始めるとすぐに猛烈な日差しが照りつけてきました。

街道歩きにはまだ暑すぎる、9月まで待てば良かったかと思いましたが、女性二人は思ったより元気です。

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宿場のはずれに真新しい石碑がありました。恵土の一里塚跡です。江戸から九十七里、京へ三十七里とあります。

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一里塚近くの道端には、この季節には珍しい黄色のコスモスが咲いていました。

愛知用水を越えてしばらく歩くと太田橋に差しかかりました。ここは太田の渡しがあったところです。

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橋の下に下りてみると、その水の流れの速いこと、そして川幅の広いことに驚きました。これでは泳いで渡ることなどできそうにありません。昔は舟で渡ることさえ大変だったことでしょう。

川越が昔の旅人にとって想像以上の難事だったことがよく分かります。

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橋を渡って向こう岸の土手道に沿って歩きます。日差しを遮るものがないので焼けるような暑さですが川風が心地よく感じられます

神明水神様の横を上がると、そこはもう太田宿の入り口でした。

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太田宿では本陣跡や脇本陣跡、中山道会館などを見学しました。姫たち二人も興味深げに熱心に見学していました。

中でも中山道会館は相当にお金を掛けて作られた施設のようで、展示物などもよく工夫されていて楽しく見学をさせてもらいました。

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造り酒屋「御代桜酒造」もあります。建物の白と黒のコントラストが実に美しくしばらく眺めていました。

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脇本陣林家住宅は昭和58年の大水害で大きな被害を被ったそうだが、見事に修復されていて見甲斐のあるところでした。


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太田宿をゆっくり見学している内にお昼の時間になりました。

三人でうなぎ屋さんに入り、「まぶし」を注文しました。

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町の人に美味しいよと勧められて入っただけあって、鰻好きの私にはたまらないほどの美味しさでした。

ゆっくりと昼食を済ませて、奥方二人とはうなぎ屋さんの前で別れました。

時間はもう一時半になっています。ここからは少し速度を上げて鵜沼宿を目指して一人で歩きます。

太田宿を出る手前に味のある店構えの酒屋さんがありました。

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こんな酒屋で買った酒は美味しいに違いありません。

太田宿に別れを告げてしばらく歩くと美しい景色の場所に差しかかりました。

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ここは日本ラインロマンチック街道と命名されているそうです。

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そう言えばライン川のローレライあたりに似ているような気もします。

さらに川沿いに進むと坂祝の岩屋観音に出ました。階段を上ると岩窟の中に観音様が安置されていました。

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昔の旅人はここで旅の安全を祈ったことでしょう。またここからは崖の下を流れる雄大な木曽川の流れも一望できて、東から渡ってきた人たちにとってはホッと一息つく場所でもあったに違いありません。

そこから1キロ足らず先に「うとう峠」の入り口がありました。国道下のトンネルを通って登り口に向かいます。

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そこからしばらくは山道のような小径を枯葉を踏みしめながら心地よく歩きます。

やがて「うとう峠」の頂上に着きました。頂上は「いこいの広場」という公園になっています。うとう峠の一里塚跡もありました。

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そこからは鵜沼宿に向かう下り道です。途中の合戸池あたりで道を間違え違う方向に下って行き、20分ほどロスをしましたが、無事に鵜沼宿入り口にある大安寺大橋に着きました。

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橋を渡るとすぐに左手にきれいに整備された駐車場があり、その前には鵜沼宿町屋館があります。

宿場全体がよく整備されていて、各務原市が宿場の保存に力を入れていることが伝わってきます。

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町屋館に入ると中は資料館になっていて、物腰の柔らかな男性が丁重に迎えてくださり、館内を丁寧に案内してくださいました。

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またその隣には脇本陣の建物を忠実に復元した、まだ木の香も新しい脇本陣が建っています。昨年平成22年に完成したばかりだそうです。

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街道沿いの宿場の様子はその土地の自治体の姿勢によって大きく違ってきます。ここ鵜沼宿は各務原市が力を注いでいるらしく、今もなお道路の補修作業などが進められていました。これからもますます大切にされ歴史的価値を残していくことでしょう。

今日はここをゴールにして、近くの高山本線鵜沼宿駅から友人宅まで電車で戻ることにしました。

この夜もまた友人宅で美味しい夕食とお酒をご馳走になりました。

そして友人たちとの語らいで楽しく過ごして床につきました。

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