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宮ノ越宿→福島宿→上松宿 11月4日

宮ノ越(みやのこし)宿

   ↓         7.0㎞

福島(ふくしま)宿

   ↓         9.5㎞

上松(あげまつ)宿  合計 16.5㎞

       日本橋から総計 283.1㎞

Photo

半年ぶりの中山道歩きです。

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塩尻経由で宮ノ越駅に11時半に着きました。途中これまでに歩いてきた中山道沿いの景色を懐かしく眺めながらやってきました。

駅から坂道を下って義仲館へ向かいました。前回見学する時間がなかったので今日はちょっと見学してから出発しようと思っていましたが、残念ながら何故か休館していました。

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木曾義仲と巴御前の写真だけ撮って、敷地内の食堂で「きのこうどん」を食べてからスタートしました。

空は雲一つ無い日本晴れ!回りの山々が紅葉を始めていて、緑とオレンジのグラデーションが美しく、心が浮き立つようです。

宮ノ越宿には古い歴史を感じさせる造りの家が何軒か残っていて、宿場町の風情を感じさせます。

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通りに面して御膳水と呼ばれる井戸があります。江戸末期に町内の飲用水を得るために掘られたものだそうですが、明治天皇も行幸の際、この井戸水をつかって点てたお茶を飲まれたそうです。

宮ノ越から福島宿へはのどかな田園風景を見ながら歩きます。

1時半、中山道の中間点にさしかかりました。ここは江戸からも京都からも67里28丁(約268㎞)と言われ中間点として有名だったそうです。

それにしてもここにはそれらしきモニュメント風なものは無く、案内板と小さな道標風の石碑があるのみでした。

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しかし、ここでしばし立ち止まり、「ああ、中山道も半分歩き終えたのだ」と改めて感慨にひたりました。

Conv0015 この辺りから見える山の上にはもう雪がうっすらと積もり、紅葉と雪の白さが何とも言えないほどの美しい光景です。

Conv0020_2 さらに歩いて行くと福島宿が近づいてきました。初冬の陽はすでに西に傾き始め、今日の目的地の上松宿まで歩くことが出来るかどうか少し心配になってきました。

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福島宿の関所で草鞋(靴)を脱いで上がり、見学をしました。高台にある関所から福島の宿場町を見渡すと、木曽川を挟んで両側に山が迫り狭隘な谷間の地形になっていることが分かります。

ここは関所を設けるには最適な土地であったことが納得できます。

さて、ますます陽が傾いてきましたが、今晩泊まるところをまだ予約していません。

ツイッター仲間のYさんが福島でのお勧めの宿を知らせてきてくれましたので、そこに電話をしてみましたが、もうすでに廃業したとのこと、残念です。

関所から見渡すと目立つところにホテル「三河屋」の看板が見えたので、直接そこまで行ってみました。

薄暗い玄関ロビーで、ちょっと不安になりましたが、カウンターに出てきた若い男性がとても感じの良い応対でしたので、そこに泊まることにしました。

しかし、今日はどうしても次の上松宿まで歩いておきたいので、いくつかザックの中の荷物を部屋に置いて少し身軽にしてから再び歩き始めました。

上松宿までは8.5㎞ですので6時少し過ぎには着いて、上松駅から電車で戻ってくるという算段です。

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4時を過ぎていよいよ道は薄暗くなってきました。

4時半になり山の端に完全に日が沈んで、急に寒くなってきました。手袋をつけて寒さに備えました。

ここから先、旧街道らしき道は街灯もなく真っ暗でしたので、そこを歩くのはやめて自動車道を通ることにしました。しかし、これが大きな間違いでした。自動車道は真っ暗で歩道もなく、走る車のヘッドライトだけが頼りです。おまけに今日に限っていつもは持ってくる登山用のヘッドランプをザックに入れ忘れていました。

大きなトラックがもの凄いスピードで体をかすめるように次から次へと走り過ぎて行き、「ああ、ここで死ぬのか」と真面目に考えるほど危険な状態でした。

当然歩くスピードは上がらず、ときには体をガードレールに寄せてトラックを避けながら少しずつ進みました。東海道、中山道を通して、街道歩き開始以来初の命の危険を感じるほどの危機です。

今晩はさっきの「三河屋」をゴールにして、この道は明日に回せばよかったと後悔しましたが後の祭り、何としてでも歩き通すしかありません。

6時ごろやっと歩道のあるところまで辿り着きました。

それまで必至になって歩いていたので気がつきませんでしたが、ここでふと空を見上げると思わず声を上げてしまいそうな満天の星空! 

空にこんなにたくさんの星があったのかと信じられないほどの星の数です。

しばらく進むと上松宿の街の灯が見えてきました。道にも街灯があって足下が見えるようになったので、スピードを上げて歩きました。

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6時半、予定より大幅に遅れて上松宿に入り、上松駅に着きました。

電車で福島宿まで戻ろうかと思っていましたが、次の電車までにはだいぶ待たなければならないのので、駅前に停まっていたタクシーに乗って戻りました。

ホテルではチェックインが遅くて夕食は間に合わないと言われていましたので、福島の街で良さそうな店を探しました。

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豆腐料理の看板が出ている店に入り、まずは生ビールで「今日も生きている」ことに感謝してひとり乾杯をしました。

その後豆腐料理に舌鼓を打ちながらこの地方の地酒「七笑」を2合ほど飲み、いい気分になってホテルに戻り、風呂に入った後早めに寝ました。

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今日の歩数は30316歩でした。スタートがお昼過ぎだったので、少し少なめです。

 

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