« 洗馬から本山→贄川→奈良井へ 5月16日 | トップページ | 宮ノ越宿→福島宿→上松宿 11月4日 »

奈良井宿から薮原→宮ノ越へ 5月17日

奈良井(ならい)宿

    ↓      5.4㎞

薮原(やぶはら)宿

    ↓      7.5㎞

宮ノ越(みやのこし)宿   今日の歩行距離合計 12.9㎞

     日本橋から 総計 266.6㎞

Photo

6時半起床。空は快晴!

朝食後宿を出て電車で昨日のゴール地点奈良井宿まで戻りました。

駅の待合室でストレッチをしたあと歩き始めました。

昨日は日曜日で奈良井宿には多くの観光客が訪れていましたが、今日は平日なので人影もまばらです。

昨日この宿場の端から端まで往復し見物したのですが、今日はもう一度ゆっくりと宿場の雰囲気を味わいながら歩きました。

9時ごろ鳥居峠の登り口にさしかかりました。石の道標には「右鳥居峠 左奈良井宿」の文字が読み取れます。

Conv0161 Conv0162_2

道はすぐに急な上り坂になりました。石畳の道が復元されていて、江戸の昔を偲びながら登っていきました。

Conv0163  Conv0166

急坂を息を弾ませながらしばらく歩き続けましたが、誰一人出会う人がいません。

熊が出ないことを祈りながら歩きました。

Conv0168  Conv0170  

道ばたにはいろいろな野草が花を付けていて心を和ませてくれます。

またウグイスの声が歩くにつれてついてくるかのように聞こえます。

私は旅をしていて嬉しく思うことは、富士山が見えることとウグイスの声が聞こえることです。両方とも得をしたような気分になります。

10時半ごろ鳥居峠の頂上にさしかかりました。今日は峠越えの間ずっと人に出会うことはないのかなと思っていたのですが、頂上の小屋の傍に出ている湧き水で誰かが顔を洗っています。

私も汗ビッショリなので顔を洗おうと近づくと、その人が振り返るなり「ハロー!!」と言うではありませんか。

Conv0173 Conv0176   

昨日、木曽大橋で出会ったスイス人の青年ダニエル君です。お互いに再び会えたことを喜んで握手をしました。

彼は昨日お互いに住所も交換しないで別れたことを残念に思っていたそうです。私も昨日は電車の時間が迫っていてゆっくり話もできなかったことを詫びて、改めて自己紹介をして住所やメールアドレスの交換をしました。

彼はリュックから何やら取り出して、これをぜひあげたかったのですと言い、ルッツェルンの絵はがきをくれました。

Conv0175

中山道の山の中でルッツェルンの景色を見ようとは想像もしていませんでした。

何年か前に焼失して再建されたカペル橋もそこに写っていました。

彼はイギリスに留学して大学を卒業し今はスイス鉄道で働いているとのことです。

「スイスは世界一美しい国だね」と言うと、彼は「いいえ、一番美しいのは日本です」などと嬉しいことを言ってくれます。

日本を訪れるのはこれが2度目だそうで、前回は広島にも行ったそうです。今回は日本をより良く理解するためにはどこへ行くのがよいかインターネットや本をで調べた結果、中山道を歩いて旅をすることにしたそうです。

2週間の滞在なので全ての行程を歩き通すことはできないが、途中何カ所か電車を使いながら中山道を歩きたいと語っていました。

「よし、では今日はこれから一緒に歩こう!」と言うことになり、薮原まで同行することになりました。

Conv0183  Conv0182

峠の上の神社では、彼は興味深く熱心に一つ一つの石像を眺めたり写真に撮ったりしていました。これは誰の石像か?とか何の神様か?などとと聞かれるのですが、教養のない私には答えることができません。

Conv0184

木々の間から薮原の町並みが見えてきました。

Conv0186 薮原宿の入り口にあった湧き水を彼は美味しそうに飲んでいました。

湧き水の傍の民家から出てきた高齢の奥さんが「ここを下って行ったところに美味しい蕎麦のお店がありますよ。」と教えてくれました。

      

ダニエル君にソバを食べたいかどうか聞いてみると、「ぜひ食べてみたい!」と言うので、教えられそば屋に入りました。

Conv0190  Conv0200_2

中に入ってみてビックリ! 壁も天井も家具もすべて漆塗りなのです。

昔は商家だったそうですが、ここで生まれた現在のご主人が、この伝統のある家屋を何とか活用して存続したいと考えて蕎麦屋を始めたと言っていました。

出てきたせいろ蕎麦は味も香りも歯触りも申し分なく、二人ともお代わりをして2枚ずつ食べました。

はるばる東京や名古屋、大阪などからわざわざお客さんがやってくるだけあります。

地元のおばあちゃんたちとも話をすることが出来てダニエル君は喜んでいました。

Conv0202  Conv0192

「この店に来てこのソバを食べることが出来ただけでも今回日本に来た甲斐がありました。」と言って心から感動していましたので、私まで嬉しくなりました。

帰りはご主人が表まで見送りに出て、我々の姿が見えなくなるまで店の前で手を振ってくれました。

Conv0206  Conv0207

その後二人でいろいろと話しながら歩いて行くうちに薮原の駅に着きました。

Conv0209  Conv0208

彼は今日はここから福島宿まで電車で行ってそこに泊まるとのこと。

駅の近くで再会を約束してから別れました。

私は今日は宮ノ越宿まで歩いて、そこから早めに東京へ帰るつもりです。

途中、木曽川の流れや美しい木曽路の風景などを楽しみながらのんびりと歩きました。

Conv0211 Conv0217

宮ノ越宿に入り、木曽義仲のゆかりの物が展示されているという「義仲館」がありましたが、今日は閉館していましたので見学は次回まで待つことにしました。

宮ノ越駅に向かって坂道を登っていきました。駅に着いたらまずはビールを飲もう!と楽しみにしながら行くと、ちょうど電車が発車したところでした。

次の電車まで1時間あります。「さてビール、ビール」と周りを見回すと、ここは無人駅、自動販売機も何もありません。

そこで再び坂道を下ってはるか離れたお店まで行き、ビールを買って駅に戻ってきました。

Conv0223  Conv0224

待合室のベンチに座って「グビ~ッ!」とビールを飲んで一息ついているうちに1時間はあっという間に過ぎ去り電車がやってきました。

そこから塩尻経由で東京の我が家に戻りました。

今日は早めに切り上げたので歩数は少なく28765歩でした。

Conv0225

  

« 洗馬から本山→贄川→奈良井へ 5月16日 | トップページ | 宮ノ越宿→福島宿→上松宿 11月4日 »

「旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

こんばんは!

心はすでに旅の空です!w
ブログを見ていると、あーいてもたってもいられません!

おそば!僕は3枚食べてしまうかも!w

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/358713/37514258

この記事へのトラックバック一覧です: 奈良井宿から薮原→宮ノ越へ 5月17日:

« 洗馬から本山→贄川→奈良井へ 5月16日 | トップページ | 宮ノ越宿→福島宿→上松宿 11月4日 »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

カテゴリー

  • 旅行・地域
無料ブログはココログ