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和田宿から和田峠を越えて下諏訪まで 4月20日

和田(わだ)宿

   ↓      21.6 ㎞

下諏訪(しもすわ)宿 

          日本橋からの総計 216.7 ㎞

Photo_2

「あら~! 雨ですよぉ~!」の民宿の奥さんの声で6時過ぎに目を覚ましました。

天気予報では今日は雨だとは全然言っていなかったのですが、外を見ると確かに小雨が降っています。

土鍋で炊いたご飯で美味しく朝食をいただき、今朝はご主人の車で送ってもらって、昨日のゴール地点「和田峠登り口」まで戻りました。

車の中でご主人ともいろいろと中山道や和田宿の話をしました。何カ所かで車を止めて、神社の言われや一里塚の説明などを語ってくれました。

Conv0155 そして和田峠の登り口に着くと、「自分の写真ってなかなか撮れないでしょう。私が撮りますからそこに立ってください。」と言って、シャッターを押してくれました。

「和田峠は熊が出ると聞いたのですがでますかねぇ?」と聞くと、

「熊は人間の方を見ているかもしれませんが、馬鹿じゃありませんので、人間に見られるようなことはしません。雪の上に足跡ぐらいは残しているかもしれませんが…」とのこと。

手を振って彼が戻っていったあと、そこで念入りにストレッチをして体をほぐした後、ちょうど8時に登り始めました。

Conv0157 今日の天気は朝からあいにくの小雨模様、気温も下がっています。

しとしとと降っていた雨が途中からパラパラと音を立てて降り始めました。


 


冬山用のゴアテックスの上着を持ってきていて正解でした。雨を気にせずそのまま歩くことができます。

Conv0158 民宿のご主人の話では3月末にこのあたりを寒波が襲い、木に雨氷がついて、その重みで木が倒れたり枝が落ちたりしていて道をふさいでいるでしょう、とのこと。

歩き始めると、なるほどあちこちで木が倒れていて、それをまたいだり下をくぐったりしながら登っていきました。


 

Conv0172 Conv0174 途中雪の上には何か動物の足跡があります。大きさと形からして、たぶん鹿の足跡ではないかと思います。

 

 

Conv0184

息を弾ませながら登っていくと10時半ごろ頂上に着きました。
前回の碓氷峠のように峠の頂上には神社や茶店があるものと勝手に想像していたのですが、頂上は何もなく一面真っ白な霧の海でした。


しかも気温は氷点下かと思えるほど冷え込んでいます。

登り始めてからここまで、人間とは誰一人会わず、もちろん頂上にいるのは私一人です。

あまりの寒さに座って休む気にもならず、5分ほど休憩したのみで、すぐに下諏訪に向かって下り始めました。

下り道は和田側とはまったく異なり、狭くて足場の悪い山道が続きます。

Conv0186 途中で民宿のご主人が握ってくれた大きなおむすびを食べました。土鍋で炊いたご飯はおにぎりにしてもまた格別に美味でした。

昔の整備された中山道は自然破壊で消え去り、人一人がやっと通れるほどの険しい山道になっています。

登山用のストックを両手で使いながら気をつけて一歩一歩下っていきました。

雨はますます強くなり、帽子のひさしからポタポタと雨滴が落ちますが、防寒着のためにまったく寒さは感じません。

Conv0187

道は水が流れて、まるで谷川を歩いているような感じです。

Conv0196 そのまま歩き続けて、2時頃には下諏訪の木落し坂に着きました。
Conv0201 木落し坂を上から見下ろしてみましたが、テレビで見た画面とは違って、まさに「絶壁」とも言えるような垂直に近い崖であることに驚きました。


 


 
Conv0207_2 その後、注連掛(しめかけ)と言われるところに立ち寄りました。
木落しが終わった御柱(おんばしら)を諏訪神社に立てるまで並べておいてあるところです。


 


Conv0204 これも7年に1度しか見ることができないそうなので、ラッキーでした。

その後、中山道からはずれてちょっと遠回りをし、「万治の石仏」を見に行きました。

Conv0215

あの有名な岡本太郎をして「最高の芸術だ~衝撃」と言わしめただけあって、圧倒されるような力強さと大きな優しさを併せ持った石仏でした。

石仏から発するパワーのようなものを感じて、しばらくそこから動けないような感じにさえなりました。

Conv0220 そのご、下諏訪の町中に入りましたが、中山道沿いに小さな公衆温泉を見つけました。地元の人が銭湯代わりに利用しているところのようです。


 
ここは説明書によると歴史が古く、鎌倉時代にまでさかのぼるとのことでした。
ピリピリするぐらいの熱いお湯でしたが、慣れると気持ちが良くて、峠越えの疲れが吹き飛ぶようでした。

地元の人たちと裸のつきあいで会話を楽しんだ後、汗をかいた着衣を新しいものに着替えて、さっっぱりした気分で下諏訪駅に向かいました。

18時55分の「特急スーパーあずさ」の切符を買って、出発までの1時間を駅前の居酒屋で冷たいビールを飲んで「プハーッビールexclamation」と言いながら至福の時間を過ごしました。

今回の中山道3日間の旅も楽しく歩くことができました。

今日の歩数は33260歩でした。

Conv0224

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コメント

待ってました!
ついにブログ更新なさったのですね。

旧街道の名残が、昔の日本の風景が、結構残っているものですね。

芦田の松並木は私が勝手に旧街道のイメージに置き換えるときの風景の元みたいです。
退屈な国道も、こんな並木があったりしたのかなぁ?とか勝手な想像を膨らませてタイムスリップしてます。
それから、和田峠の下りは、川みたいだったのですね。
下諏訪の温泉で溶けたのだろうな~と思いました。

私も追いかけますよ。追いつけないとは思いますけどcoldsweats01

頑張ってくださいねrockshine

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