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芦田宿から和田宿まで 4月19日

芦田(あしだ)宿

   ↓     5.7 ㎞

長久保(ながくぼ)宿

   ↓     7.9 ㎞

和田(わだ)宿     今日の合計 13.6 ㎞

          日本橋からの総計 195.1 ㎞

ホテルで6時に起床。7時からのバイキング朝食をすませた後出発。

佐久平の駅前からバスで昨日のゴール地点の芦田宿まで戻りました。

昨日私一人しか乗っていなかったバスには今朝は高校生がいっぱい!大人は私一人です。

空は快晴、汗ばむほどの暖かさです。

8時半、芦田宿に着いて、昨日のバス停のところから西へ向かって歩き始めました。

Conv0087 芦田宿を出ると間もなく松並木が現れました。400年以上前に幕府が小諸藩に命じて植えさせたもので、今は天然記念物に指定されているそうです。

ここから道は笠取峠への登り道になりました。

今年初のウグイスの鳴き声が歩いている私についてくるように聞こえてきます。まるで鳴き声のリレーをしているようです。

9時半笠取峠の頂上の茶屋に着きました。そこで一休みしようかと思っていましたが、まだ営業していないようなので、そのまま通り過ぎました。

そこからの下りは旧国道になっていて、ほとんど車も人も見えず、のんびりと歩くことができました。

Conv0096 間もなく谷あいののどかな農村が見えてきました。満開の桜が点在しており、これぞ日本の風景といった懐かしさを覚える景色です。

Conv0093 道ばたには赤いよだれかけのお地蔵様が、このあたりの風景に溶け込んで心を和ませてくれます。

Conv0102 そこから五十鈴川に沿ってしばらく歩くと、長久保宿に入りました。

Conv0110_2  桜と梅が同時に咲いていて、静かな美しい町並みです。

11時を過ぎたので何か食べ物を買いたかったのですが、それらしいお店はありません。人通りもほとんどなくのんびりとした宿場町です。

そのまま長久保宿を通過して歩き続け、ちょうどお昼になったころ、行く手に大きなお店が見えてきました。看板には大きく「中山道」と書いてあります。あそこまで行けば何か食べ物にありつけそうです。

Conv0113 考えてみれば朝8時半に和田宿を出発してから、まだ一度も休憩をとっていません。お店に入って背中のリュックを下ろすと急に体が軽くなりました。

「天ざるうどん」を食べました。天ぷらはあまり口に合わず残してしまいましたが、うどんはとても美味しくて、食べると体中にムクムクと力が湧いてくるような気がしました。

Conv0118 店を出て再び歩き始め、依田川に沿って歩いていると、わらぶき屋根のバス停がありました。このあたりは冬場寒いためにバス停はみな中で風をよけることができるような造りにになっています。

Conv0119 このあたりには双体道祖神が多いのですが、めずらしい「みみずの道祖神」がありました。土地を肥沃にしてくれる「みみず」に感謝して地元の人々がこの道祖神を作ったとの説明版がありました。とてもユーモラスでかわいい道祖神です。

Conv0128  1時40分に和田宿入り口の石碑のところにさしかかりました。ゆっくりとした登り道を和田宿の中心部を目指して歩くと、ちょうど2時ごろ本陣跡に着きました。早く着きすぎたので本当はもっと歩いておきたいところですが、この先は交通手段がありませんので、今日はここをゴールにするしかありません。

Conv0138_2 そのすぐ近くに古い古い旅籠である「本亭旅館」があります。本当はここに泊まりたかったのですが、経営者が高齢であるため開店休業の状態であるとのことで、仕方なく「民宿みや」を予約していました。

Conv0121 宿場内をそれらしい民宿を探してみましたが、どこにも見当たりません。電話をして行き方をたずねてみると、若い奥さんが言うには、山一つ越えたところなので歩いて来るのは無理だとのこと。

どうしようかと悩んでいると、奥さんが言うには「まだ早いのでもっと歩きたいのではありませんか?」、「その通りです!」と答えると、「今日あと6キロほど歩いて和田峠の登り口まで行っておくと明日の和田峠越えが楽ですからそうなさってはいかがですか? 峠口まで車でお迎えに行きますから」と親切な提案。

Conv0146 もちろんそのご厚意を受けることにして、和田宿をしばらく見物したあと和田峠に向かって再び歩き始めました。

なだらかな坂道を6キロほど歩くと和田峠の登り口に着きました。そこでストレッチをして体をほぐしながら待っていると、しばらくして近づいてきた車からニコニコと笑顔で奥さんが降りてきました。

Photo

Conv0148

そこから民宿へ向かう途中、あちこち回り道をしてくれて、そのあたりの歴史的な場所を案内してくれました。思わぬ歴史散歩ができて感謝です。

宿に着くと今日のお客は私一人だとのこと。出迎えてくれた若い主人も笑顔が優しい、人の良さそうな男性です。小さな子どもが二人、この子たちもまた人なつこくてニコニコと出迎えてくれました。

Conv0150 部屋に案内されて、とりあえずビールをもらい喉をうるおしていると、奥さんがこのあたりの古い写真集や中山道の資料などを持ってきてくれました。

幕末から明治にかけての写真が非常に興味深く、引き込まれてしまいました。

Conv0151 Conv0152 その後、お風呂に入ったあと夕食となりました。おかずは質素なものでしたが、土鍋で炊いたご飯がこの上なく美味しく、満足しました。

谷あいの何もないところにあるこの民宿は冬場はスキー客で毎日満杯の状態なのだそうですが、シーズンオフはほとんどお客さんがいないとのことでした。

ご主人も奥さんもスキーのインストラクターをしながら民宿を経営しているそうです。

そのご、眠りにつくまでの長い夜を、貸していただいた本や資料を読みながら過ごしました。

Conv0153 今日一日の歩数は

36210歩でした。

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コメント

はやせさん、こんばんは。
最近はmixiもほとんどアップせず、みなさんのブログもお邪魔せずにいました。
特に理由はなく、ただ怠け者になっただけのようです(^-^;

はやせさんの中山道の旅も復活して、アップされていたのですね。
元気に歩けるようになって、ほんとうによかったですねhappy01

私も民宿みやを利用しました。

ひとつひとつがとても懐かしいです。

私は今は塩の道を歩いています。
GWからお天気に恵まれず、木崎湖の先辺りでストップです。

7月に入ったので、また気持ちもあらたに、アップしようと思っていますが。

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