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2007.11.24

関~坂下~土山へ 11月16日

朝5時起きで6時ごろ自宅を出ましたが、今日のスタート地点の「関」駅に着いたのがほぼ12時です。ここまで来るだけでも約6時間かかりました。

Photo 今日の目的地の「土山」まで歩くにはすぐに出発しないと暗くなる前に着くことはできません。すぐに駅前から前回の最終地点の「関宿」の中心部を目指しました。

前回はちょうど年に一回の「関宿街道まつり」で賑わっていましたが、今週は宿場全体が静まり返っていて、歩いている人もほとんど見かけないような状態です。

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本当は今日は先を急ぎたいところですが、前回は人が多くて見ることができなかった「関まちなみ資料館」と「旅籠『玉屋』歴史資料館をどうしても見ておきたかったので、その2箇所を1時間ほどかけて見学しました。

両方とも、昔の町屋と旅籠がきちんと手を入れて修復・再現がなされています。昔の人たちは現代の人たちに比べると背が低かったのか、身長の高くない私でさえ見学しながらゴツン・ゴツンとあちこちに頭をぶつけてしまいました。

「玉屋」の方は広重の東海道五十三次の原画などが展示されていてなかなか見ごたえがありました。

このような古い文化遺産を大切に残そうとして大成功している亀山市の努力に賞賛と感謝の意を表したいです。

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その後「関宿」の名物である「志ら玉(しらたま)」団子の店に立ち寄り1個85円の「志ら玉」を買って歩きながら食べました。上品な甘さと柔らかい白玉の感触で、かすかに江戸時代の味がしました。

「関宿」の次の「坂下宿」まではわずかに6.5キロです。急げば1時間半ぐらいで着くと思いますが、今日はその先の「土山宿」まで行く予定ですのでゆっくりはしておれません。

関宿を出るとすぐに街道は登り道になりました。鈴鹿峠へ向かって登っているのだと思います。

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しばらく歩くと「筆捨山」を見上げる場所にさしかかりました。ここは広重が「坂下宿」の絵に選んだ場所です。

絵から想像していたよりはずっと低い山で、広重がデフォルメして描いていたことがよく分かります。まだ紅葉していませんが、紅葉するとおそらく美しい山なのではないでしょうか。

Photo_8 2時半、「坂下宿」に入りました。しかし、ここは本陣跡の石碑がわずかに残るのみで今はほとんど何も宿場の形跡が残っていません。

東海道のガイドブックにはこの坂下宿には「夕霧そば」という名物のそばがあると書いてありましたのでそれを昼食に食べようと思っていたのですが、蕎麦屋どころか街道には人っ子一人歩いてもいないのです。

Photo_9 そのままそこを通り過ぎていよいよ鈴鹿峠を目指しました。坂下宿を出てすぐに小さな手作りの案内板を読み違えてしまい、山道に迷い込んでしまいました。急な階段の続く険しい道で四つんばいになって登るほどでした。

途中で急に暗くなり、雨も降ってきましたが、引き返すのもしゃくだからそのまま薄暗い山道を少し心細い思いをしながら歩き、再び東海道に出たときにはホッとしました。

時間的にはだいぶロスをしましたが、久しぶりに山道らしい山道を歩くことができたので、「まっ、これも良かった!」と思うことにしました。

Photo_10 3時15分、雨もやんだので、途中の神社の階段に座り、持ってきていた携行食でお昼をとり、すぐに鈴鹿峠の坂道を登り始めました。

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ここは江戸時代の旅人には難所の一つで、山賊も出没するような大変なところだったそうです。思ったより急な登り道もありましたが、私にとっては箱根の峠越えに比べればずい分楽に感じられました。

鈴鹿峠を越えたところで三重県から滋賀県に入りました。

峠を越えたとたんに冷たい風が吹いてきて手が凍えるように冷たくなってきました。手袋をもってきていて正解でした。

4時ちょうど、峠を下り終えて国道1号線に合流しました。あと7,8キロで「土山宿」ですので、暗くなる前に着きたいと思い、いくぶん急いで歩きました。

5時少し過ぎ、辺りは真っ暗になり、国道を走る車もヘッドライトをつけて疾走しています。

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5時半ごろ「土山宿」の入り口に達しました。宿場の中は真っ暗で人通りもなく、オレンジ色の行灯風の街路灯がポツンポツンとところどころに灯っています。

この旅を始めて、目的地に暗くなってから着くのはこれが初めてですが、夜の宿場町もなかなか風情があってよいものです。

ここでまた夜の冷たい雨が降ってきました。傘をさして宿場町の端から端までひと通り歩いてみました。しかし、暗いので案内板もあまりよく見えません。また明朝ゆっくり歩いてみることにしました。

今晩はこの「土山宿」には泊まるところがありませんので、次の宿場の「水口(みなくち)宿」のホテルに泊まることにしました。

ここから水口までは10キロ以上ありますので、今晩歩くことは無理です。バスで行こうと思い、通りがかりの自転車の女子高生にバス停の場所をたずねると、だいぶ離れたところでした。しかもバスは1時間に1本しかないとのことです。

長時間待つことを覚悟してバス停にたどり着くと、これまた偶然!私が着くと同時にバスが来ました。全くラッキーです!

その後、水口のホテルにチェックインした後、ホテルの近くの居酒屋で温かい焼酎のお湯割をいただきながら夕食をすませ、9時過ぎにホテルに戻りました。

ゆっくりお風呂に入って足の筋肉をほぐした後、明日に備えて早めに寝ました。

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